ぱるるさん　こんにちは

端的に言って懐疑する精神を持つ事が何よりかと思います。
なんでも疑ってかかれ　みたいに捉えると凄くマイナス思考の嫌な精神状態の様に思えますがそうではありません。
国産と書かれた中国産うなぎを食してこれは変だと思える感覚的なものを持つと言う事です。
お腹が空いていたら中国産うなぎでも十分美味しくいただけるでしょう、でも待てよ、この価格この食感で国産？と主体性が周りの言葉等ではなくて自分にある状態、それを冷静に判断できる心・知識・知恵を鍛錬する事です。

とは言っても世の中おかしなものに惹かれるのが常です。
そしてそれが人と言うものであるならば尚更その事を認識して物事にとりくまなくてはなりません。
太陽の法にひかれたと言う事で本について言えばデニケンの「未来の記憶」やハンコックの「神々の指紋」等トンデモ本が世界的ベストセラーになってるわけです。後者について日本においてはTBSの無責任な喧伝が悪影響。
更に遡れば「シオン議定書」なる偽書もヘンリー・フォード等著名人が信じ配布し社会的悪影響を及ぼしたり、トンデモ本みたいなものに騙されるのが人の心の特性のひとつなのかもしれません。

最近だとホメオパシー狂騒もその類の一例ではないでしょうか。
病気になったら祈祷師を呼べ　と同レベルのホメオパシーをこの近代化した日本ですら信じる人が多数居た（る）訳です。
もっとわかり易い例は「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」なのではないでしょうか。
警鐘が鳴らされても尚被害が続いてたりします。

更に「社会実験」だと私が思った「カルロス事件」や「ソーカル事件」等が人間の愚かさを具体的に教えてくれると思います。
カルロス事件？ソーカル事件？と疑問に思ってWiki等を読んだり他人のブログ等で納得するのが普通だと思いますが・・・・この辺も落とし穴だったりします。

どうしたらいいのか？の答えにはならないかもしれませんが非常に参考になる書として以下をお薦めします
「カールセーガン　悪霊と科学を語る」（悪霊にさいなまれる世界）
大川本１０００冊よりこの１冊の叡智や造詣の深さ、確かさは感じられるでしょう。
Amazonで見つけたら同類のお薦め本があるかと思いますので、この本を読まれた後にそれらも一読しておくとよいかもしれません。

ぱるるさん、はじめまして。

＞今後このような変なものに引っかからないようにするには

私の経験ですが「人は簡単に騙される生き物」だと思います。
私の友人は宗教なんか頭から馬鹿にして、私が幸福の科学の本を薦めても読みもしませんでした。
「なんだ、不幸の科学か？」と鼻で笑っていました。
ところがその友人は儲け話の詐欺に引っかかりそうになりました。
私が理詰めで「そんなうまい儲け話があるはずがない」と説得しても、宗教にハマった信者と同じで聞く耳を持ちません。
まあ最後は騙される２歩手前で気づかせる事が出来たので良かったのですが、宗教じゃなくても狂信者の説得は大変です（笑）。

ところが『儲け話詐欺』には騙されない私は宗教詐欺にはコロッと騙されたんですね（笑）。

親戚のばーさまは足腰が神経痛で痛いのですが、医者からは「治せない」と言われています。
それでヘルストロンとかいう電気治療器や健康食品に走っています。
ある時クロレラみたいな健康食品のチラシを見せて、「これ、どう思う？」と聞くのです。
愛飲者の体験談に「足腰の痛みが消えた」とあるのです。
言下に「こんなのインチキじゃん！いっぺん医者に聞いてみたら？」と言ったところ、「もう聞いた」と言います。
「何て言われた？」と聞くと、「『この会社も商売だからこんな事を書くんですよ』と言われた」と言います。
「ほら、お医者さんも効かないって言ってるじゃん！」と言ったのですが、「それでもチラシに治るって書いてるし・・・」と未練たらたらでした。

そんな感じで人間は強く求めている物に関しては簡単に騙される生き物だと思います。
私は宗教だけが特別なのではなく、誰でも持っている普通の習性だと思うようになりました。
ですから騙された事を必要以上に悔やんだり、今後は絶対騙されないぞと構える必要はないと思います。
ぱるるさんも私も、今後も何かに騙される事はあるでしょう。
ただ深みにはまらない内に気づくようになるべきかと思います。

そうそう、ほかにこんな詐欺話もありました。
知人から相談された話です。

知人の同級生のＡさんはある健康食品を愛飲しているのだそうです。
本人は体の調子も良くなったのでこれからも愛飲する程度の気持ちでいたそうです。
ある日その健康食品を届けに来る人間（「代理店」との事でしたが、個人営業で社員などいません。
要するにマルチの会員メンバーですね）からこんな話を持ちかけられたそうです。

「今度この製品を作っている親会社が上場するそうだ。それで出資金を募っている。１口１００万円なのだが、Ａさん、あなた出資しないか？私は二次代理店なんだが、出資すると自動的に１次代理店になれるのだそうだ。さらに配当としてこの健康食品が毎月○ケースただでもらえるらしい・・・」

Ａさんはその商品が気にいっているから愛飲しているだけで、商売をする気などなかったのだそうです。
しかし定年も近いので退職後のサイドビジネスとしてなら悪くないかもと考えたようです。
ただご本人はそういった経験が乏しいので知人に相談してきたのだそうです。

知人と二人であれこれ相談した結果、ひとつの結論に達しました。
「これは詐欺である！」と。

「出資者になる事」と「一次代理店になる事」は、まったく関係のない話です。
出資者であるならば要するに株主です。お金を出して後は配当を受け取るだけの立場です。
配当がなければ株主総会で経営陣に退陣を迫ってもよい立場です。
なにも代理店というその会社の下請け的な仕事なんかしなくても全然関係ないんです。
配当だって現金でもらって当たり前で、現物支給の配当なんておかしな話です。
株主優待サービスで大威張りでもらっていいのです。

結果、Ａさんはこの話を断ったそうです。



このケースで良かったのは、Ａさんが他人に相談した事だと思います。
そして他人の意見を素直に受け入れた事が良かったのだと思います。

日本脱カルト協会の瓜生さんが自己の体験からこんな事を言っていました。
「『自分は絶対騙されない』と自信がある人ほどカルトに騙されやすい。なぜなら誰にも相談しないから。
　むしろ『自分はあんまり自信がない』という人は友達に相談するので騙されない」

振り返って幸福の科学の人たちを見ると、柔和な人が多いのですが、けっこうみんな頑固です。
自説を曲げません。人に相談しません。人の助言を受け入れません。
というか相談できる友だちがいない人が多いです。
みんな教義や活動に疑問を持っていながら誰にも相談できず、ひとりで悶々と悩んでいる人が多いですね。

ぱるるさん、はじめまして。

当掲示板の管理者です。
私もエル・バカターレさんと似た意見です。
また騙されたくないという気持ちがあっても、ひっかかってしまう事は結構あります。
おかしいと思っていたのに続けていたのはなぜか、そこを振り返り、足元を固めることからはじまるのではないのでしょうか。信じていたものをくつがえされる気持ちに耐えて、外部の意見を聞く気持ちも重要だと思います。

今何か不安をお持ちであれば下のリンクにある「退会後のデトックス」サイトをおすすめします！

それと・・・この掲示板は幸福の科学の関係者も結構見ているようす。
メールアドレスを書いていると、変なメールが届くかもしれません（管理者には時々来ます）ので
念のため削除させていただきますね。

>最初の頃はお金かからなかったです。だから本物だと思っていました。
>が、布教所？でビデオ観るのに1万円。家庭祭壇？リニューアル3回目とのこと、えっ？？？
>行っていないので会をやめます、って支部に連絡入れたら支部長が不在とのこと、電話を取った人は豹変、社会人の電話対応とは思えない対応
>で、1000円でも引き落としにしなさいってごねるごねる。

ここ最近は単価が値上がりしめっちゃ高いんですよ・・。