絞首台之感
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日付:2011/02/07 (Mon) 11:55:36 -名前:変わり者
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悠々たる哉天壌、遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て 此大をはからむとす、 古の教え 何等のオーソリティーを価するものぞ、 万有の真相は 唯だ一言にして悉す 曰く「我が宇宙の真相なり」。 我この思いを懐いて煩悶、終に騙りを決するに至る。 既に絞首台に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。 始めて知る、大いなる騙りは 大いなる犠牲に一致するを。 (古の一高生) 「彼は、我を罵った。彼は、我を害した。彼は、我にうち勝った。彼は、我らから強奪した。」という思いを抱く人には、怨みはついにやむことがない。 実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みを捨ててこそ息む。これは永遠の真理である。(法句経) |