本日、大川隆法が学園建設反対で盛り上がる大津に乗り込んで話をした。私も敵情視察のつもりで支部で無料拝観してきた。（とても５０００円も払って聞くような話ではない。）

滋賀県に建設する理由が嘘丸出しであった。滋賀県の聖人といわれる中江藤樹の話を持ち出して盛んに褒め称えるのである。そして、中江藤樹のような徳育を学園で実践したいのだそうだ。まあ、これは当然、会場に来ているであろう地元の滋賀県民に対するおべっかである。なだめすかして、褒め上げては時に脅す。悪魔の常套手段である。

ＵＲが安く土地を提供してくれたからだと正直に言えばわかりやすいのだが、美談教訓をおりまぜて長々と話をされると、いつのまにか誤魔化されてしまう。

教育目標はエリート育成だが、精神的態度としては言い訳をしない人を育てるんだそうだ。言い訳に頭脳を使う人が増えると生産性が減るんだそうだ。これは日本国にとってよくない。ゆえに幸福の科学学園では、言い訳を考える人ではなく、どうすれば言われたことを実現できるかを考える人を育てたい、それが日本国ひいては世界のためにもなる。とまあ長々と話したことを簡単に書けばこういうことになる。

要するに、大川隆法の指示伝達を言い訳せずに実行する人を、ＫＫ学園で育成したいというようにしか私には聞こえなかった。大川は盛んに日本国のために、世界のためにを繰り返して使うが、「日本のため」は「大川隆法のため」と置き換えると意味がたいへんすっきりします。

校長予定の富岡無空も挨拶に立ち、建設反対の地元に対する宣戦布告のような１時間でした。