無題
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日付:2010/12/15 (Wed) 22:05:27 -名前:スピリチュアリズム勉強者
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ニューエイジ運動の中にも良質な本があるようですね。
現在は絶版になっていますが、『魂の療法』(ブライアン・L・ワイス 著 山川紘矢訳 山川亜希子訳 PHP研究所)には次のようなことが載っています。 「論理的、理性的な心を常に持ち続けることが、とても大切です」 P16 「歴史が始まって以来ずっと、偉大な教師はお互い同士の間や社会での愛と思いやりの大切さを説いています。物質的な富の築き方を私達に教えて時間を無駄にするようなことは、彼らはしません。また、けちで自己中心的で粗野で傲慢たれとも、教えてはいません。 真のマスター、真の教師、真のグルは、あなたが自分自身の道を発見する手助けをして、霊的成長のためには何が大切か、何が大切でないか、さらに何が障害になるかを示してくれます。 私達がすべきなのは、その教えを毎日の生活で実現することです。つまり、親切にし、愛のある行ないをする、ということなのです」 P207―P208 「賢明な教師は私達に道を示し、私達が霊的な道を行く時の重荷を軽くするために、私達と共に歩きます。残念ながら、私達のそばには沢山の偽物もいます。 プライド、エゴ、欲、不安その他の利己的な力に動かされて、彼らは教師やグルの真似をします。そして、自分は何もわかっていないのに、人に何をすべきか教えます。こうした人達に従うのは、とても危険です。ではどうすれば、私達は愛に溢れ心の広い人間として、だまされずにすむのでしょうか? 真の教師と偽物とを区別する鍵は、あなたの直観的な知恵に従うことです。 その教えは正しいと感じられますか? 彼らは愛に満ち、思いやりがあって、暴力的でなく、怖れを減らしてくれますか? すべてのグループ、すべての人々を、同じ運命の道を行く神聖な魂として、平等に見ていますか? 人はすべて平等であり、私達は同じボートを漕いでいるのだと、教えていますか?」 P253―P254 「でも、ほとんどの人は、批判する心を家に置いてきてしまったようでした」 「自分の外側に答えや手っ取り早い解決策や治療を求めるのはやめなさい」 「自分の中を見なさい」 「もっと霊的になりなさい。より多くの時間を、祈りと、与えること、他の人を助けること、愛することに使いなさい」 「ボランティアをし、気前よく与え、愛を表現しなさい」 「プライド、エゴ、利己主義、怒り、罪悪感、虚栄心、野望を捨てなさい。物をためこむ、心配する、過去や未来ばかり考える、他の人を傷つける、暴力を振るうなどの時間を、もっと減らしなさい」 「自分の直観的な知恵に照らし合わせずに、誰かの考えを受け入れてはいけません。 それは愛、親切、平和、そして結びつきを強めるものですか? それとも、分離、分派、憎しみ、自己中心主義、暴力を助長しますか?」 「天の王国はあなたの内にあります。グルを求めるのはやめて、あなた自身を見つけて下さい。やがて、あなたは自分の本当の故郷を見つけるでしょう」 P259―P260 「高いレベルの精霊は、霊的に高い進歩を遂げた人々や、きちんとした意図を持つ人、他人を犠牲にして自分だけ得しようという隠れた動機のない人々にしか、現れてくれないようです」 P263 「真の能力を持つ人々はごまかしたり、トリックやマジックを使ったりする必要はありません」 「超能力者や霊媒の分野には、偽物やインチキが一杯います。偽者と本物を見分けることが、とても大切です」 P265 「超能力者から得た情報を、あなた自身の直観的な知恵を基準にして、注意深く評価してください。もし、与えられた情報が正しくない、または合っていないと感じたならば、それはおそらく、間違った情報です」 P265 「超能力者や霊媒が受け取った情報は、あなたに伝える前に一時、必ず霊媒によって加工されます。ですから、情報は超能力者の心理によって、かなり歪められる可能性があります。歪みの大きさは霊媒の個人的問題によります。超能力者も人間であり、たとえ優秀な超能力者であっても、個人的な問題―気分、欲望などが超能力のプロセスを邪魔すると、歪んだ情報を伝えることがあります」 P265―P266 「インチキな人達は高い料金を取り、自分の忠告にあなたを従わせようとします。また、他の誰も持っていない能力を持つ「特別な」存在だと見せかけたり、あなたが従うべきグルなのだと思わせたりします。こうしたやり方に気づいたら、すぐに逃げ出しなさい」 P266 「超能力や霊媒能力は必ずしも、霊的な進化とは相関していません。非常に高い能力を持つ霊媒がまったく利己的に、見下げ果てた行動を取る例もあります。その人が特別の超能力を持っているというだけで、彼を霊的に高い地位にまつり上げてはいけません。その霊媒は能力があるから、きっと倫理的にも正しいだろうと思い込むと、その人にうまく利用され、犠牲者になりかねません」 P266―P267 「もし、霊媒が不正確なことや、有害なことを言ったなら、その人は必ずしも、賢明で心暖かいセラピストではない、ということを覚えておきましょう。必要であれば、他の人を判断する時と同じように、霊媒をきちんと見定めて下さい。あなたの力と誠実さを、誰かに完全に委ねてしまってはいけません」 P267 「無知で愚かな霊から、真にすぐれたマスタ-まで、いくつものレベルがあるのです。その違いを見分けるのがとても大切です。誰かが愚かで無知な霊をチャネルしている時に、どうして、言われたことを真面目に聞く必要があるのですか? どうすれば見分けることができるのでしょうか? やはり、あなた自身の直観を使って下さい。愛のこもった内容やメッセージの正確さによって、高いレベルの精霊であるかどうか見分けられます」 P268―P269 「本当の課題は、何を信じるように教えられて来たにしろ、いかに今の人生を生きるか、今、霊的に生きているかどうかなのです」 P298 「超能力者や霊媒やグルは、私達にとって大切な場合もありますが、それもほんのしばらくの間だけです。私達が普段、気づいているよりもずっと多くのことがこの人生にはある、ということに気づくために、彼らは私達を助けてくれます」 P312―P313 「神は私達の崇拝を要求しません。神は私達の理解をはるかに超えたものであると知っているのに、私達は人格化した神に、しがみついています」 P325 「あるのは唯一の神、私達すべての中にある神だけですから、唯一の宗教しかありません。私達は互いに愛し合わなければなりません」 「恐怖を手放し、他の宗教の人々を自分と同じ人間であり、天国への道を歩む同志だと思うことによってのみ、私達は真に無条件の愛に満ちた存在になれるのです」 P328 「神の光は一切、差別しません、そして、私達の光も差別すべきではありません。唯一の道、唯一の方法、唯一の教会、唯一の思想だけがあるわけではありません。 ただ一つの光があるだけです」 P331 直観ということが加わっていますが、良質なニューエイジ運動でも、スピリチュアリズムと同じく、論理的な、理性的な心が大切で、偽物と本物を区別するということが重要になっています。 本物と偽物を区別するヒントになるのではないでしょうか。 Re:
日付:2010/12/15 (Wed) 23:53:55 -名前:とらわれえざる者
スピリチュアリズム勉強者さん はじめまして
私はこの人の著書を良書だとは思えません 一部言葉巧みなものもありますが論拠が貧弱かつあやふやすぎます ただ本の題名どおりに療法としてなら結果的に治ればそれでいい的なものとして捕らえるならそれはそれでいいのかもしれませんが・・・ 医学とホメオパシーとの差異みたいなものが宗教的探求心とこの人(あるいはニューエイジ全般)厳として存在します Re:
日付:2010/12/16 (Thu) 15:08:23 -名前:とらわれえざる者
追記しますが
療法としてなら結果的に治ればそれでいいと言う意味での退行催眠であり前世療法等でありますが、それがその人の前世では無いでしょう それをそのまま認めてしまうのが正にニューエイジ・スピリチュア系の人達ですよね この人の催眠療法の過誤はその後の”歴史”が証明しているでしょう 催眠と前世とか初歩的勘違いを広めて根付かせてしまった罪をこの人は持ってると思います Re:
日付:2010/12/18 (Sat) 00:12:51 -名前:バルナバ
先日、KK信者の知人に、私がみた夢の話をしたところ、
「上から自分を見ている夢の場合、幽体離脱・・・」 とはじまりました。アカシック(?)レコード、といった言葉もでてきました。 10年以上前の話ですが、ニューエイジ・ムーブメントにはまっていた人が職場にいまして、いろいろ著書を貸してくれました。 その中に、アカシック(?)レコードやら、身体は地上、霊は銀の糸でつながれて宇宙に、やら出てきました。 そのことを思い出した私は、あれっ?KKはニューエイジ・ムーブメントの思想も取り入れているのかぁ?? と思いました。 夢分析の話は私にはとても受け入れられるものではありませんでしたので、うまくかわしましたが・・・・ Re:
日付:2010/12/18 (Sat) 13:44:28 -名前:管理者
スピリチュアリズム勉強者 さん
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日付:2010/12/18 (Sat) 13:53:58 -名前:とらわれえざる者
バルナバさん こんにちは
大川は80年代オカルトブームの集大成みたいなものですので当然ニューエイジムーブメントの影響をもろに受けています アメリカの60年代後半~70年代のヒッピー文化を洗練させたものだと考えても大きく間違ってはいないでしょう 悪い意味での”薬中”の妄想が生み出したものがかなりありますし、基本的には現実と虚構の境界線を見失ってる場合が多いです この病巣は最近の湾岸戦争~イラク駐留軍での精神疾患を生じる兵士に関するレポートと、当時ベトナム戦争における兵士の状況を考えたら自ずと答えが導き出されると思います とっつきやすいのはスタローンの映画”ランボー”の原作かもしれません ベトナム帰還兵を題材とした小説やドキュメントを読むと戦争というのがいかに人の心を破壊するかが書かれてます そして当時は現代よりもマリファナも含め麻薬がはびこってましたからそれらに救いを求めた人も多かった・・・・そしてそれがある種の”文化”を生み出した Re:
日付:2010/12/18 (Sat) 23:44:26 -名前:バルナバ
>とらわれえざる者さん
返信、ありがとうございます。 KKが宗教やカルトの寄せ集めである、ということを改めて認識いたしました。 いいとこ取りですね。「これがKKだ」といった他のものには例を見ないぐらいのポリシーはないのでしょうかねぇ・・・ |